
英語を頑張って勉強してるのに、全然思ったように話せなくて悔しい…!
どうしたらネイティブみたいに話せるようになるの?
そこそこ英語は上達してきたけど、やっぱりネイティブみたいに格好よく話したいー
そんな理想と現実のギャップに、もどかしさを感じていませんか?
かつて私も、同じようなモヤモヤを抱えていた時期がありました。
ネイティブのように話せない自分に焦り、追い込みすぎて体調を崩したことすらあります…苦笑
そんな経験を通して、悔しさに押しつぶされるのではなく、バネに変えていけるヒントを少しずつ見つけていきました。
この記事では、「なぜネイティブみたいに話せないことがこんなにも悔しいのか」を丁寧にひもときながら、
完璧を目指しすぎて苦しくなっているあなたが、もう一度英語を楽しく話せるようになるヒントをお伝えします。



私の経験が、少しでも力になれたら嬉しいです。
\\ ↓ネイティブ並みに発音するコツを知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください↓ //




- 上智大学外国語学部卒
- ほぼ独学で英会話習得◎(TOEIC810点)
- オーストラリア人の夫と都内で暮らす
- ブラック企業での挫折をきっかけに、
フリーランスに転身 - 現役フィットネスインストラクター
- 英語とウェルネスを軸に発信中🌿
- 私のプロフィールページ はこちら
【体験談】ネイティブみたいに話せなくて悔しかった私の話


私も、英語を学び始めたときからずっと「ネイティブみたいに自然に話せるようになりたい!」と思っていました。
でも実際はそう簡単ではなくて…。
悔しい思いをしたこと、恥ずかしくてたまらなかったこと、正直数えきれないくらいあります。
その中でも特に印象に残っている2つの出来事を、ここでお話しします。
【中学時代】話したいのに話せなかった。悔しさだけが残った経験
私は物心ついた時から英語が大好きでした。
「将来絶対、ネイティブみたいに話したい!」と憧れを心に抱く毎日。
小学生の頃から週に1回英会話教室に通い、洋楽の歌詞カードや海外ドラマ、インタビュー動画などで英語に触れることが日常だったんです。
だから正直、当時は「私って英語、けっこう得意かも」と思っていました(汗)
そんな私が中学生のある日、ディズニーシーでジャック・スパロウに遭遇した時のこと。
英語でたくさん話しかけてくれたのに、緊張と焦りで何も返せず……。
「写真撮ってほしい」の一言すら出てこなくて、周りに人が集まっていたこともあり、心臓はバクバク。
頭は真っ白でした。
「話したいのに、話せない」あのときの悔しさは、今でも忘れられません。



この時、英語の先生以外の人と英語で話すのが初めてでした。
授業では答えられるのに…!ともどかしかったですね…。
【高校時代】ネイティブレベルに囲まれて、自信が崩れた。完璧を求めて話せなくなった経験
高校は、英語に力を入れている国際的なカリキュラムのある学校に進学。
英語を話す場所が欲しいという思いから、受験を決めました。
そして高校3年生のとき、「もっとスピーキング力を伸ばしたい」と思い、
ネイティブレベルの生徒たちが集まる、英語ディスカッションクラスを選択。
ネイティブレベルの同級生たちは、帰国子女や、外国人の親をもつ生徒が多く、英語で育ったバイリンガルばかりでした。
そのクラスはかなりストイックな環境で、発言しないと指名される、
プレゼンはスクリプト禁止、日本語も一切NGというルール。
勇気を出して挑戦したものの、周りの生徒たちはあまりに流暢で、
私は圧倒されてしまい、発言するたびに萎縮していきました。
グループ発表では何度も言葉に詰まり、「私のせいで評価を下げてしまった」と感じて、自信を完全に失いました。
努力してきたのに、周りと比べて全然ダメだと感じた私は、「今日はどれだけミスしなかったか」で自分を評価するようになり、ますます話せなくなっていったんです。
そしてミスしないために毎回、授業に向けてしっかり準備して臨むようになりました。
自分なりに台本もまとめて、予想質問にも答えを考えて…。
なのに全然思うように話せなくて、プレッシャーで体調崩して早退した日もありました(笑)。
今では笑い話にできますが、当時は本当に余裕ゼロだったんです…。



ネイティブレベルに並ばないと!と日々焦っていたのが逆に空回りして、悪循環でした…。
「なんでネイティブみたいになりたいのか?」自分に問いかけて気づいたこと


英語を話すなら、やっぱりネイティブみたいに話せるようになりたい。
長い間そう思ってきました。
でも、大学時代に他の言語を学んだり、オーストラリア人の夫家族と一緒に過ごしたりする中で、「ネイティブレベルになること」よりも大事なことがあるかもしれない、と気づき始めました。
ここでは「なんでネイティブみたいになりたいのか?」自分に問いかけた結果、得た気づきを3つ紹介します。
日本語訛りはダサい、という思い込み
本音を話すと…
ネイティブみたいに話さなきゃ、と頑張っていた私の根底には、「日本語訛りは恥ずかしい」という思い込みがありました。
完璧な発音を目指すあまり、”日本人っぽさ”を出さないように必死になっていたんです。
発音を伝わりやすいように改善するのは良いことですが、「訛り=悪」という思い込みが強すぎると、英語を話す自分自身にまで否定的な目を向けてしまいがちです。
高校生〜大学生のころ、私は周囲の帰国子女に溶け込みたくて、日本人っぽさが出ないように発音や言い方ばかり気にしていました。
でも大学でフランス語を専攻し、フランス語訛りの英語を話す人たちに出会ったことで考えが変わります。
フランス語を話す彼らの英語は少し発音が違っていても、そのフランス語っぽい訛りや言い回しがとても個性的でかっこよく、むしろ魅力的にさえ感じたんです。
日本語訛りを無理に隠す必要はない。
大切なのは、自分の言葉で「伝えること」なんです。
英語を話すことに、「自分らしさ」を残していいと気づけた瞬間でした。
ネイティブレベル以前に大切な、英会話の本質
ネイティブ並みを目指すあまり、「完璧に話すこと」がゴールになってしまっていました。
でも、実際にネイティブの家族と過ごす中で気づいたんです。
一番大事なのは、文法の正確さでも、発音の綺麗さでもなく、「相手とコミュニケーションをとること」なんです。
オーストラリア人の夫や家族と過ごす中で、
完璧な英語を話そうとして黙ってしまうよりも、たとえ間違えてもたくさん話す方が、ずっと相手とつながれる――
そんな実感を持つようになりました。
英語は、テストで正解するためのものではありません。
本来は、誰かと気持ちや考えを伝え合うための、コミュニケーションの道具。
文法や表現の正しさよりも、「何を伝えたいか」。
実際に使う場面では、そっちのほうがずっと大事です。
ネイティブみたいに話せなくても、自分の想いや考えを届けることができれば、それが本当の意味で「話せる」ということだと思うようになりました。



とはいえ、より伝わりやすい英語を目指すなら、勉強も大事。
テストや資格では、客観的に自分を知って強みや弱点を分析する良い手がかりになりますよ
発音ばかり磨いた結果、中身がない自分にコンプレックス
発音や言い回しがネイティブっぽくても、理解力や中身が伴わなければ、英語に自信は持てません。
これは、何度も悔しい思いをしてきた私だからこそ、心から伝えたいことです。
発音が良いだけで「英語ペラペラ」と思われてしまい、相手はネイティブと話すようなスピードや語彙で容赦なく話してきます。
でも、こちらはまだ完全に理解できていない。
聞き取れず、内容がつかめないまま会話が進んでしまうのは、正直つらいものです。
特にグループでの会話では、細かく聞き返すことができず、内容がわからないまま発言を求められて、何も言えないことも多々…。
学生時代は「ネイティブみたいに話したい」という気持ちが強いあまり、ネイティブの発音や言い回しを真似するのが楽しくて毎日、独り言か音読をしていました。
その結果、「帰国子女?」「ハーフ?」と聞かれることもしばしば…。
ところが、いざ会話が始まると、内容についていけず、話の深まりについていけない。
そんな自分に、コンプレックスを抱くようになっていきました。
発音や表現の上手さでは、本当の意味で「英語ができる」とは言えないなって反省しました。
大切なのは、会話の中で自分の意見をきちんと理解し、伝え合えること。
聞いた感じの上手さよりも、自分の言葉でしっかり想いを届ける力が、自信につながると今は実感しています。
英語が話せなくて悔しいとき、やりがちなNG行動・思考3つ


英語がうまく話せなかったとき、悔しさや恥ずかしさから、つい極端な行動や思考に走ってしまうこと、ありませんか?
私自身もたくさん経験してきました。
ここでは、そんな 「英語の伸びを止めてしまうNG思考・行動」 をい3つ紹介します。
完璧を求めすぎて、話さなくなる
「間違えたくないから話せない…。」
そう考えると、成長のチャンスを逃してしまいます。
間違えるのが怖くて黙ってしまうと、相手とのやりとりも減り、「伝える力」が育ちません。
私も、ミスしたくなくて授業で発言できなかったことが数え切れないほどあります。
頭の中で何度も文を組み立てているうちに、話すタイミングを逃してしまっていました。
英語は「完璧に話す」よりも「話しながら育てていく」もの。
間違いこそが上達への一歩です。



案外、間違えたほうが覚えられますよ!
「私は向いてない」と思い込んでしまう
失敗したことで「やっぱり自分は英語に向いてない」と思ってしまうのはもったいないこと。
英語はセンスや才能ではなく、続けた分だけ上達します。
最初は「通じなかった…」と落ち込んで、「ネイティブみたいになるどころか、伝わってすらいない」と何度も心が折れそうになりました。
でも、あきらめずに話し続けているうちに、ちゃんと伝わった瞬間が少しずつ増えていって。
気づけば、その積み重ねが大きな自信になっていました。



向き・不向きではなく、「積み重ね」の結果が英語力。
今できないことも、少しずつならできるようになります。
他人と比べて落ち込む
他の人の英語と比べて落ち込んでも、意味がありません。
スタート地点も学習環境も人それぞれ。比べるなら「過去の自分」にしましょう
ネイティブのように話す同級生を見て、「自分なんて全然ダメだ」と焦ってばかりいた高校時代。
でもあとから振り返ると、それは自分を苦しめる比較だったと気づきました。



比べるべきは、昨日の自分。
小さな成長こそが、未来の自信になりますよ!
じゃあどうすればいい?悔しさを成長のエネルギーに変えるコツ5つ


英語が話せなくて悔しい。あの場で、もっと上手く伝えられたら…。
そんな気持ちは、決してムダではありません。
むしろ、その「悔しさ」こそがあなたを変える原動力になるんです。
ここでは、私自身が実践して効果を感じた、気持ちの切り替え方や具体的な工夫を5つご紹介します。
何ができなかったのかを、しっかり見極める
英語がうまく話せなかったときは、まず「何ができなかったのか」を冷静に振り返ることが大切です。
ただ「悔しい」「恥ずかしい」で終わらせてしまうと、次につながる行動ができなくなってしまいます。
たとえば私は、「聞き取れなかったのか」「言いたい表現が出てこなかったのか」「それとも勇気が出なかったのか」など、ざっくりとでも振り返るようにしていました。
ポイントは、「悔しい」「恥ずかしい」「自分はダメだ」といった感情ではなく、「何が起きていたのか?」事実ベースで観察すること。
もちろん、すぐには難しいかもしれませんが、少し時間が経って気持ちが落ち着いたときや、俯瞰して見られる余裕ができたときに、ぜひやってみてほしいです。



悔しい経験こそ、上達のヒントが詰まっています。
逃げずに向き合えば、きっと次の一歩が見えてきます。
できなかったことを復習し、行動につなげる
「できなかったこと」はそのままにせず、すぐに復習して行動に移すことがカギです。
苦手を放置してしまうと、自信を失ったままになってしまい、英語を使うのが怖くなってしまいます。
私は、わからなかったこととその対策をノートにメモしておき、次の会話でそのまま使ってみるようにしていました。
ミスや気づきを書き溜めていくうちに、自分だけの英語の教科書ができていくのでかなりおすすめの方法です!



復習→実践のサイクルが、英語力と自信の両方を育ててくれます。
「なんて言うんだろう…」は、インプットのチャンス
言葉に詰まったときは、新しい表現を学ぶ絶好のタイミングです。
「これなんて言うんだろう?」と思って調べた言葉って、普通に単語帳で覚えたものよりずっと記憶に残るんですよね。
完璧に準備してから話すよりも、とりあえず今ある表現で話してみる。
その中で「足りない!」と感じた部分をあとから補っていくほうが、ずっと実践的で身につきやすいと感じています
「このニュアンス、英語でどう言えばよかったんだろう?」と調べてみたら、それが後日の会話でピタリと使えたときは快感ですよ…!(笑)



インプットだけに偏らず、
「次は使ってみよう」と思えるのがベストです。
復習したら、すぐアウトプットして試す
学んだことは、すぐに会話や日記などでアウトプットして定着させましょう。
実際に使ってみることで、理解が深まり、英語を「自分の言葉」として使えるようになります。
私はオンライン英会話や英語日記で、新しく覚えたフレーズを使ってみました。
半ば無理やり使っていたこともありますが…(笑)
それでも使えると嬉しくて、自然と繰り返し口にするようになったんです。



「学ぶ→使う」の流れができると、英語がどんどん自分のものになっていきます。
悔しい経験なしに、英語は話せるようにならないことを知る
英語が話せるようになるには、悔しい経験を避けては通れません。
通じなかった、聞き取れなかった、言葉が出てこなかった
――そんな悔しさを味わうからこそ、「もっとこう話したい」と本気になれるからです。
私自身、「全然通じなかった…」「質問されても答えられなかった…」と落ち込んだ経験が何度もあります。
でもそのたびに、「どうして伝わらなかったんだろう」と振り返り、次こそはと勉強してきました。
その積み重ねが、少しずつ話せる力につながったと思っています。
英語は、「悔しさの数だけ成長できる」と言っても過言ではありません。



つまずいた経験は、話せるようになるための通過点。
だから、今のその気持ちは決してムダではないですよ
まとめ:ネイティブレベルじゃなくても、あなたには伝える力がある


この記事では、「ネイティブみたいに話せない…」という悔しさを感じている方に向けて、その気持ちを英語力アップの原動力に変える考え方と、具体的な行動ステップについてお伝えしました。
大切なのは、完璧を求めるよりも、今の自分の言葉で「伝えよう」とする姿勢を持ち続けること。
その姿勢こそが、あなたの英語を自然に育てていき、自信にもつながっていきます。
たとえ発音や表現がネイティブっぽくなくても、想いのこもった言葉は、必ず相手の心に届きますよ。



今日から「うまく話す」よりも「伝える」に意識を向けて、小さな一歩を踏み出してみませんか?
あなたの英語には、ちゃんと伝える力が備わっています。
それでも、ネイティブみたいに話したい!というあなたへ


英語は「伝える力」が何より大事。
とはいえ、「やっぱりネイティブみたいに話せたらかっこいいな」って思ってしまうのも、本音ですよね。
そんなあなたには、「徹底的に真似する」という方法がぴったりです。
実際に私も、「この人みたいに話せるようになりたい!」と思ったネイティブスピーカーの話し方を、とにかく何度もシャドーイングしながら口調や間の取り方まで真似してきました。



詳しくはこちら↓の記事で解説していますので、
気になる方はぜひチェックしてくださいね!


さらに、オンライン英会話でネイティブ講師に発音をチェックしてもらうのも、非常に効果的。
自分では気づけないクセをその場で指摘してもらえるので、効率よくブラッシュアップできますよ。



ほとんどのオンライン英会話で「発音を直したい」と伝えれば、ほとんどの講師が快く手伝ってくれますよ!



一緒に、今日できることから少しずつ始めてみていきましょう